2010/05/24

報告「2025年の京都カフェ」こんな会でした!

先日ラジオカフェにて開いた「2025年の京都」カフェに、
20人の方がご参加くださいました。みなさん、ありがとうございました!

大学院生、扇子屋さん、日本茶のお店の方、着物好きの方、町家の専門家さん、
Webデザイナーさん、環境問題に取り組んでおられる方、大学の先生・・・などなど、
ジャンルを超えて京都に関心のある、様々な方が来てくださいました。

京都に関するイベントではありましたが、
京都にどっぶりつかっている人、生まれも育ちも京都だが特に意識などしていない人、
京都の文化を求めている人、京都に住んで間もない人。
こういう方たちで京都に語り合うっていいな、
京都に詳しい人も、そうでない人も、同じ場所で話せるのがいいな、と思いました。

京都は、京都人に支えられたのではないと思っています。
京都は常に色々な人が出入りし、彼らが持つ京都のイメージと、
実際の京都、それと今後の京都のあり方を試行錯誤の上、京都が作られていく。
だから、よそから来て京都好きの方々。ほんとうに大好きです。

町を作るのは、行動力のある人・熱意のある人。
先日来て下さったのは皆、熱意のある人。
そう人たちが何かを作っていくんだなぁと感じました。

面白かったのは、桂川のことです。
私のイメージでは、桂川は西京極の川。
洛中に入ることもなく、山から大阪へと流れる川というイメージでした。
京都の川といえば鴨川しか思いつきませんでした。

けれども平安京を作った木々は桂川から流れてきたと知りました。
桂川の地図を見ると、すごく大きくって、驚きました。
そういう考え方を知れただけでも素晴しいと思いました。

また嬉しかったことは、葵祭の話をできたこと。
「北大路通りを歩いているときはすごくしんどかったけれど、
加茂街道に入ったとき、ものすごく気持ちよくなって、
ほんとうに穏やかな気持ちで歩けました」と言うと、
ちょうど近くにお住まいの方がいて、
「体調が良くなかったとき、上賀茂の方に行ったら急に楽になった。
辺りに良い気が立ち込めているのを感じた。」という話を聞きました。
そういう感覚って大切、いい場所を素晴しい状態で残したいなぁと思いました。

京都について話をする人。専門的に勉強されている方もいますが、
普通にインターネットを見て来てくださった会社員さんも大勢。
そういう人が京都を考えて、好きでいてくれている状況が素晴しいと思います。
これぞ町衆でしょうか?

また次回、このような会を開きたいと思っていますので
今回は参加できなかったという方も、ぜひお会いしたいと思います。

樋口

1 comments:

2025kyoto さんのコメント...

想像以上に若くて熱い思いを持った方がたくさん
集まってくださったなぁと思いました。
チラシのイラスト制作や開場前の準備を手伝ってくださった方々も、
どうもありがとうございました!

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