2011/08/29
9月10日(日)能の楽しみ方を語るトークイベント
去年に引き続き、味方 玄先生にお話をしていただきます。
今回は10月10日(月・祝)に京都観世会館にて舞われる「高砂」について。
お能の楽しみ方をわかりやすく解説してくださいます。
今年は数点、装束も展示いたします。
盛りだくさんな企画ですので、奮ってご参加ください。
お問い合わせ・お申し込みは、
FAX 0774-62-0146 携帯 080-6113-9312(亀村様)まで。
また今回の会場は京都市内から離れまして、京田辺市にある
国指定文化財に指定されている大きな古民家「澤井家」です。
(昨年の紅葉の時季に2025年のカフェ(遠足編)でもおじゃましました)
収容人数も上がりましたので、是非お誘い合わせの上、お越しください。
☆10月10日京都観世会館での記念能にもぜひ足をお運びください。
☆詳しくは・・・味方 玄さんのサイト「TEATRENOH.COM」へ
2011/07/31
季節感の大切さ。
今回はNPO法人 就労ネットうじ みっくすはあつの濱 千恵さんにお越しいただきました。
浴衣姿で夏らしく、そして涼しさの演出、ありがとうございます。
写真を撮らなかったのが、残念!!
千恵さんは現在、障害者の就労支援、つまり仕事をして自立できるように
という支援活動を行っていらっしゃいます。
最近の出来事は、今年の春から仕事場となった城陽の畑で、夏野菜が
たくさん取れだしたとのことでした。収録の日もスイカを収穫したそう。
また畑にいてると、疲れもとれて、草むしりですらも楽しみの連続とのこと。
千恵さんの活動のヒントになっているのは、「季節感」。
樋口にとっては、「文化を表現するための季節感」でしたが、千恵さんは
「おいしくいただくための季節感」で旬の野菜を大切にされているようです。
一番おいしい時期の野菜を食べながら、そして障害者のかたも元気に働けたら
楽しみの連鎖が繰り返しますね!
また千恵さんは学生時代にドイツに留学されていたとの事で、
世界を見据えた活動を考えてられます。今後も留学を予定されているとの事で、
前向きで本当に明るい千恵さんがとってもに頼もしく感じられます。
ちなみに現在、お琴・三味線・着付けをお稽古中とのこと。
ライフスタイルに和文化が根付いていることを本当に嬉しく思います。
彼女ももちろん、世界を見据えたやまとなでしこですね!
また機会があればお話を聞きたいと思います。
濱 千恵さんのお話はこちらでお聴きいただけます。
樋口
浴衣姿で夏らしく、そして涼しさの演出、ありがとうございます。
写真を撮らなかったのが、残念!!
千恵さんは現在、障害者の就労支援、つまり仕事をして自立できるように
という支援活動を行っていらっしゃいます。
最近の出来事は、今年の春から仕事場となった城陽の畑で、夏野菜が
たくさん取れだしたとのことでした。収録の日もスイカを収穫したそう。
また畑にいてると、疲れもとれて、草むしりですらも楽しみの連続とのこと。
千恵さんの活動のヒントになっているのは、「季節感」。
樋口にとっては、「文化を表現するための季節感」でしたが、千恵さんは
「おいしくいただくための季節感」で旬の野菜を大切にされているようです。
一番おいしい時期の野菜を食べながら、そして障害者のかたも元気に働けたら
楽しみの連鎖が繰り返しますね!
また千恵さんは学生時代にドイツに留学されていたとの事で、
世界を見据えた活動を考えてられます。今後も留学を予定されているとの事で、
前向きで本当に明るい千恵さんがとってもに頼もしく感じられます。
ちなみに現在、お琴・三味線・着付けをお稽古中とのこと。
ライフスタイルに和文化が根付いていることを本当に嬉しく思います。
彼女ももちろん、世界を見据えたやまとなでしこですね!
また機会があればお話を聞きたいと思います。
濱 千恵さんのお話はこちらでお聴きいただけます。
樋口
2011/04/09
近江八幡 お花見遠足
4月16日(土)滋賀県は近江八幡へのお花見遠足をしたいと思います。
今回のプランナーは樋口の大学の後輩、辻 朋子さんです。
日本文化に詳しい彼女が案内人をつとめます。
みなさま奮ってご参加くださいませ。
参加お申し込みはこちらから。
昼食代は各自。
10時40分のバスに乗車します。
11時30分頃まで町や神社を散策した後、ロープウェーで村雲御所へ。
13時頃昼食を食べてから、ヴォーリス記念館見学。15時頃、バスに
乗って駅へ帰るという流れを予定しています。
近江八幡は、豊臣秀吉の甥・秀次が400年前に安土を再建して
作った商業都市です。
近江商人たちの商家や白壁の土蔵が当時のまま立ち並ぶ景色や、
千年以上の歴史を持つ日牟礼八幡宮など、見どころがいっぱいあります。
お堀に沿って石畳を歩きながら、側に並び立つ桜のお花見をしましょう!
ここは映画のロケにもよく使われるくらい、美しい所なんです。
八幡城跡に建つ村雲御所にもロープウェイを使って見学に行きたいと
思っています。小さな京都のように、碁盤の目状に建設された
城下町が一望できます。
4月16日、是非ご参加ください。
辻 朋子
参加お申し込みはこちらから。
今回のプランナーは樋口の大学の後輩、辻 朋子さんです。
日本文化に詳しい彼女が案内人をつとめます。
みなさま奮ってご参加くださいませ。
参加お申し込みはこちらから。
![]() | ![]() |
村雲御所 | ヴォーリス記念館 |
実施日時:4月16日(土)
集合時間:10時30分
集合場所:JR近江八幡駅の改札口
諸費用:バス代往復420円、ロープウェイ720円、村雲御所拝観料270円(計1410円)集合時間:10時30分
集合場所:JR近江八幡駅の改札口
昼食代は各自。
10時40分のバスに乗車します。
11時30分頃まで町や神社を散策した後、ロープウェーで村雲御所へ。
13時頃昼食を食べてから、ヴォーリス記念館見学。15時頃、バスに
乗って駅へ帰るという流れを予定しています。
近江八幡は、豊臣秀吉の甥・秀次が400年前に安土を再建して
作った商業都市です。
近江商人たちの商家や白壁の土蔵が当時のまま立ち並ぶ景色や、
千年以上の歴史を持つ日牟礼八幡宮など、見どころがいっぱいあります。
お堀に沿って石畳を歩きながら、側に並び立つ桜のお花見をしましょう!
ここは映画のロケにもよく使われるくらい、美しい所なんです。
八幡城跡に建つ村雲御所にもロープウェイを使って見学に行きたいと
思っています。小さな京都のように、碁盤の目状に建設された
城下町が一望できます。
4月16日、是非ご参加ください。
辻 朋子
参加お申し込みはこちらから。
2011/02/08
京都のまちをまいまいして楽しむ
2月7日の放送では、まいまい京都の以倉さんをお招きし、
京都で開催されている「まち歩き」のイベントについてお話いただきました。
林も参加した12月5日の映画『マザーウォーター』のロケ地を巡るツアー
(一乗寺・白川疎水など)では、実際にロケ地に暮らすガイドさんの案内のもと、
いわゆる「観光地」ではない「日常の京都」の楽しみ方を知ることができました。
以倉さんにとってまち歩きとは、まちをもっと楽しむための手段であり、
現代人が忘れてしまった日常の中のまちの楽しみ方の発見であり、ひいては
マスメディアに頼らず、自らが動いてつながっていくことにつながることだそうです。

“そのまちを好きだというだけで、誰でもガイド(語り部)になれる”
学校の授業でもそうですが、聴いているだけでは身にはならない。
自分が伝える側になることで気づき、見えてくることがたくさんある。
まち歩きのツアーでも、ガイドと参加者が「教える側と教えられる側」ではなく、
お互いに対等な立場で楽しむことができるように心がけておられるそう。
ガイドさんには「自分のまちを自慢しください」とお願いしてます、
とおっしゃる以倉さん。京都というまちを好きな人なら、誰でもガイドになれます、とも。
まち歩きというと、歴史探訪と思われがちですが、歴史の観点だけでなく
現代の日常生活に基づいて語られることにも重きを置いているとか。
そのまちへの熱い思いを伝えていただくことが一番。
林が参加したときもガイドさんの熱い思いをしっかと感じ取りました。
収録後のお話で印象に残ったのが、文化や伝統といった、普段あまり
説明がなされない分野においても、なぜそれがそうなるのか?!
(例えば茶道でお茶をいただくときなぜお茶碗を回すのか?等)
といったことの説明をしてもらえたら、もっと楽しめるのに!とおっしゃっていたこと。
ある意味、そういった「説明しないことの美しさ」へのアンチテーゼ?!
となるような活動なのかもしれないと。
それは否定というよりは、幅広い楽しみ方の提案ではないかと林は感じました。
今後は市民ひとりひとりによって支えられるようなイベントにしていきたいとのことでした。
あなたも、自分の好きなまちのガイドになってみませんか?
ちょっと照れくさいけど、このまちを好きな人がもっと増えたらうれしいですよね。
以倉さんのお話はこちらでお聴きいただけます。
3〜5月にかけて毎週末まち歩きを企画されているまいまい京都さんのホームページはこちら。
京都で開催されている「まち歩き」のイベントについてお話いただきました。
林も参加した12月5日の映画『マザーウォーター』のロケ地を巡るツアー
(一乗寺・白川疎水など)では、実際にロケ地に暮らすガイドさんの案内のもと、
いわゆる「観光地」ではない「日常の京都」の楽しみ方を知ることができました。
以倉さんにとってまち歩きとは、まちをもっと楽しむための手段であり、
現代人が忘れてしまった日常の中のまちの楽しみ方の発見であり、ひいては
マスメディアに頼らず、自らが動いてつながっていくことにつながることだそうです。
“そのまちを好きだというだけで、誰でもガイド(語り部)になれる”
学校の授業でもそうですが、聴いているだけでは身にはならない。
自分が伝える側になることで気づき、見えてくることがたくさんある。
まち歩きのツアーでも、ガイドと参加者が「教える側と教えられる側」ではなく、
お互いに対等な立場で楽しむことができるように心がけておられるそう。
ガイドさんには「自分のまちを自慢しください」とお願いしてます、
とおっしゃる以倉さん。京都というまちを好きな人なら、誰でもガイドになれます、とも。
まち歩きというと、歴史探訪と思われがちですが、歴史の観点だけでなく
現代の日常生活に基づいて語られることにも重きを置いているとか。
そのまちへの熱い思いを伝えていただくことが一番。
林が参加したときもガイドさんの熱い思いをしっかと感じ取りました。
収録後のお話で印象に残ったのが、文化や伝統といった、普段あまり
説明がなされない分野においても、なぜそれがそうなるのか?!
(例えば茶道でお茶をいただくときなぜお茶碗を回すのか?等)
といったことの説明をしてもらえたら、もっと楽しめるのに!とおっしゃっていたこと。
ある意味、そういった「説明しないことの美しさ」へのアンチテーゼ?!
となるような活動なのかもしれないと。
それは否定というよりは、幅広い楽しみ方の提案ではないかと林は感じました。
今後は市民ひとりひとりによって支えられるようなイベントにしていきたいとのことでした。
あなたも、自分の好きなまちのガイドになってみませんか?
ちょっと照れくさいけど、このまちを好きな人がもっと増えたらうれしいですよね。
以倉さんのお話はこちらでお聴きいただけます。
3〜5月にかけて毎週末まち歩きを企画されているまいまい京都さんのホームページはこちら。
2011/01/24
2月12日(土)2025年の京都カフェ開催決定
2025年の京都カフェ
「京旦那と京女のおたしなみ」
日時:2011年2月12日(土)18:00より
(17:50頃までにお集まりください)
場所:京料理 料理旅館 鶴清(木屋町五条上ル)
http://www.tsuruse.co.jp
会費:15,000円(食事・ドリンク代すべて込み)
内容:舞妓さんの踊りを観て、本格的な京懐石を
いただきます。色々な業種の方が集まる予定ですので、
異業種交流会の場になればと思います。
備考:あまりかしこまらず、ちょっとしたおでかけに行かれる
ような服装でOKです。
ひぐちによる懐石料理のプチテーブルマナー講座、
能管(能などで用いられる横笛の一種)の演奏も予定。
京都にいながら、お座敷遊びや本格的な京料理をいただく機会は
なかなかありません。特に若い世代でそのような体験をしたことが
あるという人はほとんどいないのではないでしょうか。
この機会にぜひ楽しんでいただければと思い企画いたしました。
また日ごろ出会えない方との交流の場となり、刺激ある場になればと
考えております。どうぞお気軽にご参加ください。
ご予約は、2月5日(土)まで、こちらからお申し込みください。
「京旦那と京女のおたしなみ」
日時:2011年2月12日(土)18:00より
(17:50頃までにお集まりください)
場所:京料理 料理旅館 鶴清(木屋町五条上ル)
http://www.tsuruse.co.jp
会費:15,000円(食事・ドリンク代すべて込み)
内容:舞妓さんの踊りを観て、本格的な京懐石を
いただきます。色々な業種の方が集まる予定ですので、
異業種交流会の場になればと思います。
備考:あまりかしこまらず、ちょっとしたおでかけに行かれる
ような服装でOKです。
ひぐちによる懐石料理のプチテーブルマナー講座、
能管(能などで用いられる横笛の一種)の演奏も予定。
京都にいながら、お座敷遊びや本格的な京料理をいただく機会は
なかなかありません。特に若い世代でそのような体験をしたことが
あるという人はほとんどいないのではないでしょうか。
この機会にぜひ楽しんでいただければと思い企画いたしました。
また日ごろ出会えない方との交流の場となり、刺激ある場になればと
考えております。どうぞお気軽にご参加ください。
ご予約は、2月5日(土)まで、こちらからお申し込みください。
2010/11/24
一休寺と澤井家住宅へのお誘い
11月28日(日)にカフェ〜遠足編〜をしたいと思います。
この日は京都市内を離れて、京田辺市へ足をのばします。
集合時間と場所:12時20分に近鉄新田辺駅の改札口
12時31分のバス乗車。13時前に一休寺に到着、見学。
14時47分または15時32分のバスに乗って10分で澤井家に到着、見学。
その後京都市内に帰るという流れを予定しています。
夜のご予定が無い方は、少し早めの忘年会が出来たらと思います。
もちろん、忘年会のみの参加もOKです。
一休寺は字の通り、とんちの一休さんのお寺です。
しかしそこにある一休禅師の姿はとても可愛くないので、
その辺りのギャップも見所です。
一休さんは茶道と深いつながりがありますし、
このお寺は能とも実は深いつながりがあります。
そしてなによりお庭がとってもきれいで、
京都で5本の指に入る見所のあるお寺だと思っております。
澤井家のほうは、穴場中の穴場でほとんど知られていない古民家です。
市内で町家が流行ですが、ここは昔の農家の古い家で、スケールが大きいです。
文章で説明するより見たほうが早いと思います。
家の専門家の方々に解説してもらい、昔、門跡さん(第一線を退いた皇女)が
住まいしたという豪華なおうちを見学しましょう。
拝観料は2つ合わせて800円です、安い!!
というわけで、11月28日、ふるってご参加ください。
参加希望の方は、こちらから。
26日(金)までにご連絡ください。
樋口
この日は京都市内を離れて、京田辺市へ足をのばします。
集合時間と場所:12時20分に近鉄新田辺駅の改札口
12時31分のバス乗車。13時前に一休寺に到着、見学。
14時47分または15時32分のバスに乗って10分で澤井家に到着、見学。
その後京都市内に帰るという流れを予定しています。
夜のご予定が無い方は、少し早めの忘年会が出来たらと思います。
もちろん、忘年会のみの参加もOKです。
一休寺は字の通り、とんちの一休さんのお寺です。
しかしそこにある一休禅師の姿はとても可愛くないので、
その辺りのギャップも見所です。
一休さんは茶道と深いつながりがありますし、
このお寺は能とも実は深いつながりがあります。
そしてなによりお庭がとってもきれいで、
京都で5本の指に入る見所のあるお寺だと思っております。
澤井家のほうは、穴場中の穴場でほとんど知られていない古民家です。
市内で町家が流行ですが、ここは昔の農家の古い家で、スケールが大きいです。
文章で説明するより見たほうが早いと思います。
家の専門家の方々に解説してもらい、昔、門跡さん(第一線を退いた皇女)が
住まいしたという豪華なおうちを見学しましょう。
拝観料は2つ合わせて800円です、安い!!
というわけで、11月28日、ふるってご参加ください。
参加希望の方は、こちらから。
26日(金)までにご連絡ください。
樋口
2010/11/02
生物多様性と森のお話
11月1日の放送では、いきもの多様性研究所の小山さんに、
森や、そこに暮らす動物と人間との関わりについてお話していただきました。
最近の熊のの出没の要因など、色々とお話していただきました。
当初は「いきもの多様性」さんのお話ということで、
終始動物の話をされるのかと思っていたところ、
動物が十分に生きるためには多様な植物からなる森が必要と言うことで、
森の話がほとんどでした。
まるで植物を大切にされている方々の意見のようで、植林などのお話でした。
滋賀県最大級のトチ、カツラの巨木が伐採:いきもの多様性研究所blog
動物が生きるためには植物が大切で、エサになる実のなる木などが大切なのですね!
とても納得いたしました。また、木の実は動物に食べられて種がフンとして
排泄されるほうが発芽しやすくなるとのことで、植物にとっても動物が必要なのだそうです。
森って何なんでしょう。
人間のための森、つまりスギやヒノキなどの材木を取るためにつくった
1種類だけの人工林では、えさが無く、熊などの獣が生活しづらいのです。
またスギやヒノキは花を咲かすけれども蜜を出さないので、
ミツバチなどの昆虫もあまり生きることが出来ないそうです。
先日の京都新聞の記事で読んだ、京都大学所有の森での昆虫の数が激減している
という話を思い出しました。
また手入れされなくなった人工林は地面が暗くなり、下草が生えず、
余計に動物たちが棲みづらくなるということ。
最近の熊の里への出没の原因としてよく報道されている
「猛暑による木の実の不作やナラ枯れ」に加え、
大きな要因として、自然の森が人工林に置き換わり、
動物が棲めるような森がなくなっていることが上げられるとのことでした。
いきもの多様性研究所さんから森の話を聞いたこと、
地球のいきものは動物も植物も大いに繋がっていることを
ひしひしと感じることが出来ました。
また機会があれば植林などにも参加してみたいし、
森のことも知っていけたらと思います。
樋口
森や、そこに暮らす動物と人間との関わりについてお話していただきました。
最近の熊のの出没の要因など、色々とお話していただきました。
当初は「いきもの多様性」さんのお話ということで、
終始動物の話をされるのかと思っていたところ、
動物が十分に生きるためには多様な植物からなる森が必要と言うことで、
森の話がほとんどでした。
まるで植物を大切にされている方々の意見のようで、植林などのお話でした。
滋賀県最大級のトチ、カツラの巨木が伐採:いきもの多様性研究所blog
動物が生きるためには植物が大切で、エサになる実のなる木などが大切なのですね!
とても納得いたしました。また、木の実は動物に食べられて種がフンとして
排泄されるほうが発芽しやすくなるとのことで、植物にとっても動物が必要なのだそうです。
森って何なんでしょう。
人間のための森、つまりスギやヒノキなどの材木を取るためにつくった
1種類だけの人工林では、えさが無く、熊などの獣が生活しづらいのです。
またスギやヒノキは花を咲かすけれども蜜を出さないので、
ミツバチなどの昆虫もあまり生きることが出来ないそうです。
先日の京都新聞の記事で読んだ、京都大学所有の森での昆虫の数が激減している
という話を思い出しました。
また手入れされなくなった人工林は地面が暗くなり、下草が生えず、
余計に動物たちが棲みづらくなるということ。
最近の熊の里への出没の原因としてよく報道されている
「猛暑による木の実の不作やナラ枯れ」に加え、
大きな要因として、自然の森が人工林に置き換わり、
動物が棲めるような森がなくなっていることが上げられるとのことでした。
いきもの多様性研究所さんから森の話を聞いたこと、
地球のいきものは動物も植物も大いに繋がっていることを
ひしひしと感じることが出来ました。
また機会があれば植林などにも参加してみたいし、
森のことも知っていけたらと思います。
樋口
登録:
投稿 (Atom)